毎日毎日発生する私たちを取り巻く不要なもの、ゴミ。
 

ゴミの種類を分けると、、、

①燃えるゴミ
生ゴミや木くず、衣類、チリ紙、雑誌など
②燃えないゴミ
ガラス、食器、陶磁器、鍋、フライパンなど
③粗大ゴミ
タンス、食器棚等の家具など、大型なもの
⑤家電4品
テレビ、冷蔵庫、洗濯機、乾燥機、エアコン等
⑥パソコン
⑦自転車、バイク
⑧有害ゴミ

に分けられます。

日本ではゴミの形態によって、
焼却、燃やされて埋め立てしたり、再度利用されています。
日本では主に焼却という想定で処分しています。
焼却できるか否か、焼却しても害がないかでゴミを分類仕分けしています。

世界の国ではベースは埋め立て、次に多いのがオープンダンプというゴミを野積み処理する方法です。

埋め立てによる処分の方法は、
発展途上国に多く見られ衛生的に懸念があるため改良が待ち望まれています。

燃やすという処理方法が50%を占めるのはなんと日本と北欧国のみ。
北欧国は燃やすことで生じる熱をその国の地域の暖房や電気に変換しています。

ヨーロッパ、韓国ではリサイクルやコンポスト(堆肥)と言って家畜のフンや枯れ葉などの有機物質を分解、発酵させた化学的な土壌改良剤にする方法です。

堆肥を肥料と同じように捉えられるかもしれませんが、簡単に違いを例えで表現すると肥料は食物の食事、堆肥は土に対しての食事です。

この方法を高く利用しているのがヨーロッパ、韓国です。
また、
広大な土地を持つ合衆国、カナダは”埋め立て”が主流です。

世界の中でゴミを一番排出している国は

1位中国
2位インド
3位アメリカ合衆国

日本は8位で世界の約2%を占めているそうです(2019年のイギリスのリスク分析会社による)

日本はお菓子や冷凍食品、商品に梱包されている容器包装が日本の全体のゴミの容量の約62%を占めており重さでは約23%占めているそうです。

ほとんどが包装紙、食品トレーや梱包材、丁寧に過剰に梱包されいるのかもしれません。

なので日本は世界に比べて一人当たりのゴミ排出量が多いという報告がされています。

では、
日本国内ではどの都道府県がゴミの排出量が多くて
どの都道府県が少ないのでしょうか?

多かった都道府県
1位 東京都528(万トン)
2位 大阪府423
3位 神奈川県343
4位 愛知県294
5位 埼玉県272
6位 兵庫県250
7位 千葉県246
8位 北海道247
9位 福岡県215
10位 静岡県153
(Gakkenのキッズネットさんより2006年のゴミ排出の情報をいただいております)

少なかった都道府県
1位 鳥取県23(万トン)
2位 島根県27
3位 佐賀県29
4位 高知県30
5位 徳島県31
6位 福井県32
7位 山梨県35
8位 香川県38
9位 山形県43
10位 富山県44 
(Gakkenのキッズネットさんより2006年のゴミ排出の情報をいただいております)

人口数にもよりますが、やはり首都圏関東エリア、大阪、名古屋はすごい量です。

日本のゴミ排出量は世界で第8位でしたが、海洋プラスチックといって私たちの普段の暮らしの中で、
海や川に流れついたり廃棄されて海洋に放流されたプラスチックゴミ(海洋プラスチック)の排出量は世界の中で30位なんです。

日本ではペットボトル、プラスチックの包装材は各市町村できちんとリサイクルされていますが、100%ではなく86%残りはアジア諸国へ輸出されています。

日本のリサイクルされないゴミはいずこへ?
リサイクルできないゴミはどこに行くのでしょう?

リサイクルできないゴミは最終的に埋め立てされいます。
埋め立てされている土地も場所も日々日々減少している反面、
一度埋め立てされた場所に再度埋め立てれるまで十年ほどかかるところや環境汚染の観点から同じ場所を使用できないようにしています。

なので埋め立てされる場所も世界は広いと思っていても
土地には限度があります。

環境面からも私たちの地球のためにもゴミの見直し、
ゴミを減らす工夫や物を大切にして長く愛用する気持ち大切にしていきたいですね。
私も身近にあるものから見直しをしたいと思います。