明日はバレンタインデーですね。もう何年も本命チョコには無縁ではありますが、、、、
いつも気になるのはバレンタインやクリスマスの過剰ラッピングやアマゾンや楽天などの宅急便の過度の梱包類です。
ついつい職業病というものがふつふつと出てきて、『ダンボールをこんなに使わなくてもいいのに、、、』『丁寧に包まれてやっと中身が出てきた、、、紙のムダが多いなぁ、、、』『ダンボールの始末が大変!!たたむの面倒くさいなぁ、、、』と心の中でつぶやいてしまいます。
中身が少量なのにごたいそうに、立派な箱の中に入れられてリボンなり、ラッピングペーパーで包装されていると、”もらって嬉しい!”の前にたくさんのラッピングや段ボール、梱包材をみてまたゴミが増えると思ってしまいます。
ゴミのプロからの視点で物申しますと、たくさんの梱包材もおりたたんでなるべく小さくしたり
圧をかけて小さくして廃棄するとゴミの量もかなり減らすことが出来ます。
さて、前置きが長くなりましたが!先日クライアントの方から”ゴミの分別ってちゃんとされていないと分かるの?(バレる?)”と質問を受けました。
答えはズバリ!
”はい、バレます!”です。
だからちゃんと分別しよう!ではなくどうして分別が大切か、分別をしないとどうなるか?について私の調査による見解をお伝えしますね。

①二酸化炭素の排出を発生させてしまい地球の環境が悪くなる。
ゴミの分別を怠った場合、プラスチック等の不燃ゴミと燃えるゴミを一緒に燃やされてしまうと焼却された不燃ゴミから二酸化炭素が生成され地球の環境を悪化させてしまいます。
これが地球全体の大きな課題として、世界中でかなり問題視されています。地球の環境もしかり私達の健康や子供達子孫のためにも地球のためにも分別を意識していきたいですね。

②処理コストの増加
不適切な分別は、ごみ処理施設での追加の手間やコストを要します。分別されていないゴミは、再処理や分類のために追加の労力が必要となり、これは最終的に税金の増加やサービスの低下を引き起こす可能性があります。不燃ゴミの場合、埋め立てとして処理されます。
税金は増えてほしくないですよね~。サービスの低下も避けたいものです。

③リサイクルの再利用がされなくなる
リサイクルが再利用できないと環境と経済の両面に大きな影響を及ぼします。正しく分別されないリサイクル可能なゴミのアイテムは、新たな何かしらの製品として再利用のチャンスを失います。
これは、新しい資源を採取する必要があり、自然の資源を消耗させることになります。
プラスチックや紙がリサイクルされなければ、新たな原油の採掘や木材の伐採が必要になり、環境への負担が増加します。
また、リサイクルを行うことで節約できるエネルギーやコストも大きくなります。
リサイクルされる素材は、新たな原材料を生産するよりも少ないエネルギーで処理できます。
リサイクルが行われないと、限られた資源の無駄使いになり、環境保護に悪影響をあたえます。
私たち一人ひとりのゴミの分別の心がけが大切ですね。

④動植物への影響
適切に分別されないゴミは、野生動物に対して直接的な脅威をもたらすことがあります。プラスチック製品や化学物質が自然環境に放出されると、水質汚染や土壌汚染を引き起こし、これが野生動物や植物の生息地を破壊する可能性があります。
動物がゴミを誤って食べることによる健康被害も無視できません。
これは特に海洋生物において深刻な問題となっており、魚や海鳥がプラスチック片を摂取することにより健康被害や死に至るケースも報告されています。
ゴミの適切な分別は、これらの問題を最小限に抑え、より持続可能な社会を築くための重要なステップです。個々人が意識を高め、正しい分別を行うことで、環境への影響を軽減し、コストを削減し、リサイクルの機会を最大限に活用することができます。また、地域社会における環境意識の向上と美しい自然環境の保全にも寄与します。私たち一人ひとりの行動が、健全な地球環境を守るための鍵となるのです。

ちゃんと分別しないとバレるかバレないかではなく未来の私たちの為にゴミの分別に気を付けていきたいですね。一人ひとりの意識が大切ですが、まずは自分からと言い聞かせている私です。